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横浜市保土ケ谷区には、起伏に富んだ地形のため、保土ヶ谷区のいたるところに坂道が存在しています。歴史のある坂道から、みなとみらいを展望できる坂道いろんな坂道があって調べてみると、それぞれ坂道に由来があったり…。
普段何気なく歩いている坂道にも、もしかしたら歴史が刻まれているかもしれません。
また、ちょっとした運動、ウォーキングに最適です。是非歴史を感じながら、保土ヶ谷区の坂道を歩いてみてください。 |
■レンガ坂 |
横浜市保土ヶ谷区峰岡3丁目にある坂。横浜新道と国道16号線の交わる保土ケ谷陸橋下交差点を峰岡町3丁目方面へ行き、峰岡町3丁目公園の近くにレンガ坂はあります。
明治27年、水道管を埋設する際に階段をレンガで築造したことからこう呼ばれるようになりました。今でも踊り場はレンガで出来ています。 |
■ビール坂 |
横浜市保土ヶ谷区月見台にあるビール坂。大門通りのビール坂下交差点から月見台交差点に至る急な坂です。名前の由来は、大日本ビール会社が近くに湧出する清水を利用してビールを製造しており、この清水へ通ずる坂であることから名づけられました。 |
■権太坂 |
横浜市保土ヶ谷区権太坂1丁目と2丁目の境にある坂。1番有名な坂で、箱根駅伝でも耳にする坂です。かつては旧東海道の難所で、道中行き倒れる旅人が多かったため、投込み塚が近くにありました。坂の名前の由来は、旅人が老人に坂の名前を尋ねたところ、自分の名前を聞かれたと思い「権太」と答えたという説と、藤田権左衛門という開発者の名前から「権左坂」と呼ばれていたものが転じたという説があります。 |
■西富士見坂 |
横浜市保土ヶ谷区月見台にある坂。保土ヶ谷駅西口を天王町駅方面へ進み、月見台公園の近くにあります。「旧町名の神戸上町 字西富士見阪」から名づけられました。坂の頂上から見る景色は街を見下ろせるほどの展望です。 |
■りょうけ坂 |
横浜市保土ヶ谷区川島町にある坂。川島小学校入口交差点から登る急な坂です。かつて、この坂のふもとと頂上にある2軒の家(「両家」)が中心となり、村の発展のためにこの坂道を拓いたことが、名前の由来と言われています。かなり急勾配が続く坂です。 |
■東富士見坂 |
横浜市保土ヶ谷区月見台にある坂。環状1号の反則センター交差点から月見台交差点へ延びる坂です。旧町名の「神戸下町 字東富士見阪」から名付けられました。この坂道の特徴は、延長500m以上の長さ。坂の中腹からは、みなとみらいやベイブリッジ、鶴見つばさ橋までが一望できます。 |
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■みずのさかみち |
横浜市保土ヶ谷区川島町にある、みずのさかみち。環状2号線から西原住宅方面へのびる長い坂です。坂の地中に水道管が埋設されていることから「みずのさかみち」と名付けられました。また、「ふるさとの坂道三十選」にも選ばれた坂道です。 |
■峰坂 |
横浜市保土ヶ谷区峰岡2丁目にある坂。国道16号の保土ケ谷郵便局前から裁判所通りに至る長い坂です。この付近は横浜市に合併される以前から「大字帷子 小字峰」と言われており、その字名をとって名づけられました。 |
■七曲坂 |
横浜市保土ケ谷区西久保町と西区久保町の境にある坂。国道1号から富士見丘学園に至る坂です。名前の由来は、まがりくねった坂なので七曲坂と名付けられました。 |
■いわな坂 |
横浜市保土ヶ谷区岩井町にある坂。保土ヶ谷駅東口バスターミナル出口交差点の次の信号を左へ、国道1号と横浜清風高校をつなぐ坂です。 |
■神奈川坂 |
横浜市保土ヶ谷区初音ヶ丘にある坂。元町ガードから花見台交番前交差点に至る急な坂です。古東海道(江戸時代初期の東海道)の保土ケ谷宿(元町)から神奈川宿方面へ向かう坂なので神奈川坂と呼ばれていますが、その位置には諸説があります。保土ケ谷区史では、元町ガードから樹源寺裏手へ登る坂(現在のJR線路の上)のことであろうと推定されています。 |
■岩井坂 |
横浜市保土ヶ谷区岩井町にある坂。国道1号保土ケ谷橋交差点を南に下って1つめの信号を左へ。井土ケ谷切通しから北向地蔵へ延びる坂です。愛称ポールを越えて右に延びる脇道を登ったら時点で後ろを振り向くと、そこは晴れた日には首都高速道路の高架越しに、富士山が壮麗な姿が見えます。
「北向地蔵」が坂道の終点です。 |
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